2004年3月22日(月)
「公私混同」
公私混同という言葉は、公事と私事を混ぜて同じにしてしまうことを意味する。
しかし、慣用的には公事の中に私事を持ち込まないこととして使われているような気がする。
ボクのようなサラリーマンで言えば、例えば、仕事中に携帯でメールしたり、雑誌を読んだり、そういう行為を指して言われる。
でも、なんで逆を公私混同とは呼ばないのだろう?
サラリーマンは定時がある。
定時を過ぎてタイムカードに退勤時間を刻めばあとは私の時間となる。
ボクはこの時間を大事にしたいと思っている。
自分のやりたいことをできる時間、家族と共有できる時間。
今の会社は比較的社員の私的時間帯を尊重してくれていると思う。
だけど、前の会社は違った。
2時間くらい残業してから帰っても
「早く帰りすぎだ」
と上司に文句を言われたり、
「24時間、仕事のことを考えろ。夢に見るくらいでないとイカン」
とメンタルな部分にまで思想の強要があった。
(一部の上司だけだったが・・・)
そうやってメリハリのないことを言われ、ボクは
「それは公私混同にはならないのか?」
といつも疑問に思っていた。
家でも仕事のことを考えろ、と言われるのなら、逆に仕事中も自分のことを考えても支障ないという考えにも至り、結果として仕事に対するモチベーションは低下していった。
今は、仕事と自分の時間のメリハリをしっかりつけているつもりだ。
好きか嫌いかは別として仕事中はまじめに一所懸命やっている。
2003年3月22日の雑感